2014年5月6日火曜日

痒みの要因を的確に見極めよう

多くの患者さんで.痒みは複合した要因からなっています.また.

ほとんど場合.皮膚の乾燥(乾皮症)がみられます.皮疹のない全身

性の痒みは.乾皮症によることが多いので.皮膚の保湿や清潔の保持

などのスキンケアが第一です.

そのうえで症状に応じ.外用薬(抗ヒスタミン.ステ□イド)などを併用します.

皮疹のない一過性の痒みは透析に伴ってみられることが多く,透析

器材そのものや滅菌法などに対するアレルギー.サイトカインの活性

化などが考えられています.透析器(ダイアライザー)や穿刺針の変

更などが有効なこともあります.




1痒みは透析患者のQOLを低下させる.

2皮膚の保湿,清潔,破の防止が重要.

3痒み閾値を下げる工夫として,熱いタオルでの清拭やメントールアルコールで痒い部分を拭く(アルコールは脱脂作用があるため,拭いた後は保湿剤を塗布).

4透析器材の影響が推測される場合は,これらを変更する.

5治療には,外用薬(保湿剤,ステロイド外用薬など),内服薬(抗ヒスタミン薬,抗アレルギー薬)が,単独あるいは併用して用いられる.

6最近,抵抗性の痒みに対する従来の治療に,中枢性に作用するオピオイドK (カッパ)受容体作動薬(ナルフラフィン塩酸塩)が認可された.




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