2014年5月6日火曜日

ドライウェイ卜の利点と問題点

透析後半に血圧が低下するからといって安易にDWを上げるのでは

なく.時間除水量の検討や降圧薬瑕用の有無などその原因をきちんと

検索する必要があります.患者さんの血圧がいつもより高い場合は.

食欲減遐や発熱などによる体重減少がなかったか検討しましょう.

前述した客観的な方法の利点と問題点を示します.




①ANP

【利点】採血で簡単.非侵襲的である.

【問題点】心機能の影響(心房細動など)を受ける.脱水は反映しにくい.

②下大静脈径

【利点】右心カテーテル検査と相関し.非侵襲性で血管内血液量を反映する.

【問題点】透析後測定のタイミンヴや測定者間の誤差が生じる.心不全時には判定が困難である.

③クリツトライン

【利点】簡単で即時性がある.血液量を正確に測定できる.

【問題点】間質水分量よりもリフィル量を反映している.高価.

④インピーダンス

【利点】簡単で安価である.透析中の除水量と相関する.

【問題点】体幹の細胞外液を過小評価する.透析後の測定のタイミングでばらつく.





1現在では,DW設定を正確に行なえる単独の方法はない.客観的情報を総合的に判断する.

2患者の状態をよく観察する必要がある.

3身体の状態によってつねに体重の変動があるため,DWはこまめに調整する.

4糖尿病や虚血性心疾患などの合併症がある場合,手術後などには,意図的に正常体液量レベ

 ルよりも高くDWを設定する場合もある.

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