血液透析の患者さんには.シャン卜の管理.食事管理な
ど多くの教育が必要です.しかし.すべてを教えるのはと
ても時間がかかり大変な労力を要します.また.近年では高齢者の透
析導入も増えているため.患者さんだけでなく,キーパ一ソンへの教育が必要な機会も多くあります.
教育は.看護師が主体となることが多いですが.医師や栄養士,ま
たは社会資源を利用されている方も多いため.ケアマネ一ジャーを通
じての情報収集なども必要です.有効な教育を行なろためには.「誰が」「誰に」「何を」
「どのくらい教育するか」という.教育するための準備をしっかりすることが大切です.
そのためにも.看護師が疾患について十分に理解し.治療経過をわがっていなければなり
ません.マニュアルやチェックリス卜に沿って教育を行なうだけで
は.患者さんの理解力の違いや個別性に合わせられず.時間ばがりが
かってしまいます.
透析治療は生涯行なわなければならず.完治する疾患ではないこと
を忘れてはなりません.患者さんやキーパ一ソンへ.教育した内容を
完璧に理解してもらうことを前提とするのではなく.それぞれに合わ
せた「教育のゴール」を見つけることが.有効な教育です.
しかし,誰しもはじめから上手に教育をできるわけではありませ
ん.患者さんの背景や資質など.教育を行なう以前に必要な個別性を
とらえることがとても重要となるからです.個別性には,年齢,性
別.食事の嗜好.生活習慣などさまざまな要素が含まれています.何
を教育するかという前に.「患者さんにとって必要な教育は何なのか?
「何から教育するべきが」を見つけることが.有効な教育へつながる第1歩です.
ここで.キーポイントとなるのが.「チーム医療」です.
チーム医療とは.1人の患者さんを1人の看護師が教育のすべてを担うのでは
なく.あくまで「主体」となり,周囲の医療従事者と連携をもつことではないかと思います.
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