る全身性の要
因.痒みを感知する中枢性の異常などが考えられています.
皮膚局所の問題では,乾燥や痒み感受性の亢進によって皮膚をこわすと.
その部位が湿疹化して.さらに痒みを増幅するといった悪循環をくり
返すことはよく経験されます.
痒みの程度も患者さんによってさまざまですが.昔(20?30年前)に比べると.夜も眠れず始終?いてい
ないといられないような強烈な痒みを訴えるケースは少なくなりました.ひとつには,ハイパフォーマ
ンス膜とよばれる高性能透析膜の開発により.従来の透析膜で
は除去できなかった分子量1万以上の低分子蛋白領域の尿毒素(腎不
全のために体内に蓄積する物質)まで除去できるようになったことが
大きいと思われます.ころした尿毒素をより効率的に除去できる血液
濾過透析(HDF)により痒みが改善したという報告も多く.痒みの
原因として物質自体は特定できませんが.尿毒素の蓄積は大きな位置
を占めています.
また,二次性副甲状腺機能亢進症(SHPT)を合併する透析患者さ
んでは痒みが強く.副甲状腺摘出術を行なろとほとんど即座に痒みが
改善します.副甲状腺ホルモン(PTH)そのものやSHPTに伴うカル
シウム(Ca).リン(P)の上昇も痒みに大きく関与しています.
0 件のコメント:
コメントを投稿