①高血圧の予防/治療…まず.ドライウェイ卜を適切に設定します
それでも高血圧が持続する場合は降圧薬を使用します. 使用する降
圧薬は.透析性の少ない薬剤を選択することが望ましいと考えられ
ます.透析間の体重増力□は.(中2日間の場合)ドライウェイトの5%以下になるように指導します.
②低血圧の予防/治療…透析中に低血圧発作がおこると.回復に時間
を要することがあるため.発作時の治療よりも低血圧がおこらない
よろな予防策(表1)を工夫することが重要です.低血圧発作に対
しては.まず循環血漿量の回復を目的として生理食塩液の補液を行
ない.さらに下肢挙上や酸素吸入を併用します.低血糖が原因の場
合は.高濃度のプドウ糖を使用することもあります.それでも回復しない場合には.力テコラミン製剤を投与します.
透析低血圧の予防策
1,透析間体重増加の減量
2,透析時間当たりの除水量の減量
3,ドライウェイ卜の適切な設定
4,合併症(冠動脈疾患,心不全,貧血など)
5,体液バランスの保持
6,重炭酸透析,AFBF*6
7,適正Na濃度透析液使用
8,酸素吸入
9,透析?除水方法の変更(HFW. HDF,など)
POINT
もっとも重要な予防は,血圧低下の誘因となる透析間体重増加
の抑制であり,管理栄養士を含めた食事指導が必要.
冠動脈疾患がある場合も多いため,血圧低下時には昇圧治療と
ともに心電図モニターを行ない,虚血性心疾患が疑われる場合
には循環器医へ紹介する.
長時間作用型の降圧薬が透析中の血圧変動に影響を与える場合
もあるため,使用時は半減期なども考慮する必要がある.
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