2014年5月6日火曜日

高血圧・低血圧の予防と治療

①高血圧の予防/治療…まず.ドライウェイ卜を適切に設定します

それでも高血圧が持続する場合は降圧薬を使用します. 使用する降

圧薬は.透析性の少ない薬剤を選択することが望ましいと考えられ

ます.透析間の体重増力□は.(中2日間の場合)ドライウェイトの5%以下になるように指導します.



②低血圧の予防/治療…透析中に低血圧発作がおこると.回復に時間

を要することがあるため.発作時の治療よりも低血圧がおこらない

よろな予防策(表1)を工夫することが重要です.低血圧発作に対

しては.まず循環血漿量の回復を目的として生理食塩液の補液を行

ない.さらに下肢挙上や酸素吸入を併用します.低血糖が原因の場

合は.高濃度のプドウ糖を使用することもあります.それでも回復しない場合には.力テコラミン製剤を投与します.




透析低血圧の予防策

1,透析間体重増加の減量

2,透析時間当たりの除水量の減量

3,ドライウェイ卜の適切な設定

4,合併症(冠動脈疾患,心不全,貧血など)

5,体液バランスの保持

6,重炭酸透析,AFBF*6

7,適正Na濃度透析液使用

8,酸素吸入

9,透析?除水方法の変更(HFW. HDF,など)




POINT

もっとも重要な予防は,血圧低下の誘因となる透析間体重増加

の抑制であり,管理栄養士を含めた食事指導が必要.

冠動脈疾患がある場合も多いため,血圧低下時には昇圧治療と

ともに心電図モニターを行ない,虚血性心疾患が疑われる場合

には循環器医へ紹介する.

長時間作用型の降圧薬が透析中の血圧変動に影響を与える場合

もあるため,使用時は半減期なども考慮する必要がある.

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